◆厚み掛かる多数消し
 
ぷよを消すための最小個数は4です。
それは誰もが知るところですが、必ずしも4個である必要はないでしょう。
4個消しの考えに捉われず、要所要所に5個や6個の多数消しを振り分けていくと連鎖に厚みを持たせることができます。
 厚みというのは多数消しをただ織り交ぜるだけではない後の形成を踏まえた積み込み技術のことで、特定の手順からは隙を抑えることができたり、他にも様々な恩恵が受けられる連鎖構築手段です。


ケース1

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NEXTので繋ぐありがちな場面。
それぞれの違いを見てみましょう。


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A−1 A−2 A−3
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C−1 C−2
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 階段の意識が強い図A。
これは挟み込みを覚えるすぐ前に階段積みを主流としていたプレイヤーによく見られる置き方です。
立てた
ゾロの左右がガラ空きで図A−1〜A−3のようにの入ったツモ全てが連結されてその後の積み込みに無理が生じてきます。
 図Bは図Aになるのを意識的に避ける感じで、周囲の形に似せようとする思いから作られます。
形そのもので見ると図Aよりも分がありますが、横に消え行く流れに沿っているだけで連鎖に躍動感がありません。
 上辺の
へ連結させた図C。同時にの溝ができて怖い印象を受けますが、周囲にを適当に埋めていくだけで形も考えもスマートで明快になります(図C−1、C−2参照)。
更に段差が活動的になることで連鎖尾への裾野が広がり、図Aにも図Bにも無かった
に起因する進行方向からの暴発を防ぐ効果も得られます。

ケース2

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で連絡を図るシーンです。

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A−1
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 図A。なんだか上辺の
並びが暴発の火種になりそうで嫌な感じがしますね。
これは折り返し部分の
の保護意識(図A−1参照)が強いと
なんとなくで置かれるケース。
 図Bはの角に厚みを入れることで暴発には程遠い形態を成しています。
即打ち可能な
と図Aの後付けとなる互いの誘発点も引き合いに出すなら、理論で示される範囲では図Aと比べて図Bが広きに秀逸と言えるでしょう。


ケース3

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1つの形に目が行くと落とし穴に嵌るケース。

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B−1 C−1 C−2
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 図A。このの縦三連結は上手みが無く、隣接面に多大な色制約が生じています。
通常ではまず見られない形ですね。
 4個消しを守りながらにしてGTR折り返し一辺倒を目論む図B。
起爆させると上辺のが離れて4個で消えますが、図Aと同様に剥き出しの連結部がネックとなり後々の積み込みが狭苦しいものになります。
このような置きグセを直すには、図B−1のイメージを弱める目的で異なる別のイメージを持ち合わせておくのが効果的です。
 下辺に付けることでを直線に導く図C。
これならの上辺を1つに抑えることができ、なおかつ
の受けを2列分設けることにもなります。
見比べると個数の違いはともあれ、この多数消しは厚み掛かった非常に有効な手立てであることが分かりますね。

図C−1、C−2参照
総括

 対戦では19連鎖を打つことが目的ではないので、戦況に合わせて5個消しや6個消しをより良い形で混ぜていくことが大事です。
その部分を多数消しにする意味を読み解いておき、明日から4個消しのイメージに縛られない自分を見つけてください。